【撃沈】つくばマラソン2016惨敗記
惨敗記って何ですかね。初めて聞きましたよ。
つくばマラソン、撃沈しました。
撃沈という言葉が意味するところを体現する様な、まさに撃沈のお手本。ザ・撃沈。撃沈オブ撃沈。
いや、撃沈という言葉は今日このときのために用意されていたのかも知れない。
なんていうどうでもいい話は置いておいて。
このような結果で一日の経過を色々書くのもアレなので(と言うか書く気力がなくなった)、レースの話だけレポート書きます。
「目指せ!サブ3.5」シーズンの初戦として挑んだつくばマラソン。
スタート時の気温は11℃、ほぼ無風。脚の調子も上々で、言い訳できないくらいの好条件。
最初の10キロを5:00/kmをちょっとはみ出るくらいのペースで入り、それ以降はキロ5ジャストをキープ、中盤以降で様子を見ながらmaxキロ4:50くらいまでペースを上げて序盤の借金を取り返す、と言う楽観的な机上の空論を描いてスタートしました。
10キロくらいまではキロ5:00〜5:10くらいで刻んでいましたが、今日は足が軽い。
そろそろキロ5で安定させるか、と思った矢先、突如ヤツが目の前に立ちはだかったのです。
そいつの名は
「地獄からの使者 腸脛靭帯炎」
15キロ付近:チクッ(膝に刺すような痛みが走る音)
あ、何かやばい。でも姿勢を正して腰の位置を高くしたら痛みが和らぐ。
17キロ付近:その走り方でも痛みが抑えられなくなる
くそっ、対応してきたか。なんて適応能力だ。
20キロ付近:ガクッ!(痛みで膝の力が抜け崩れ落ちそうになる音)
チーン。。。
終わった。
ここから先は経験者ならご存知の通り。痛みに耐えてだだ足を前に進めるだけの修行の始まり。
膝の痛みはあっという間にハムストリング、お尻に伝播し足に力が入らなくなり、右足をかばい続けた左足の内転筋にも痛みが出始める。
何とか持ちこたえようとするも、5:15、5:30とみるみるペースが落ちて、キロ6を維持するのがやっと。既にモチベーションを失っているのでもはやこの痛みには抗えません。
あー、また4時間前半の煮ても焼いても食えないタイムか…、と思いつつ、回らない頭でタイムを計算してみると、
「ん?このままキロ6でも4時間切れんじゃね?」
そう。前半サブ3.5ペース(実際には少し足りないが)で走っていたので、サブ4に対しては潤沢な貯金があったのです。
3.5はダメでも、サブ4ランナーを名乗るためにはこのハイシーズンのレースで4時間を超えるわけにはいかん!
これで死にかけていた心に再び火が灯りました。
と言ってもペースが上がるわけではありませんが。
油断するとすぐ6:15/kmとかまで落ちるので必死でキロ6をキープ。
34キロと38キロでジョミを投入するも全くの無反応。(完全な無駄遣いだった。600円返せ。)
キロ表示地点で残り時間を確認する度に貯金が減ってヒヤヒヤしましたが、大崩れはせず何とかそのまま逃げ切りフィニッシュ。
結果はネットで 3時間56分20秒 でした。(自己4番目のタイム)
レース前、サブ3.5達成記事を書く妄想にみちあふれていたので、終盤走りながら
「この結果でブログ書く気なんて起きないわー。ていうかこのままブログ終わるかも。超期間限定ブログだったな。」
とかふてくされていたんですが、フィニッシュしたら意外と元気で、帰りのバスの中でほとんど書いちゃいました。
ブログ、もう少し続きそうです。
というわけで、
東京駅、帰ってきたぞー。
次の古河はなももに向けて鍛え直しだな。
参加賞の青い恋人
つくばマラソンチョコレート
ふてくされ記事にお付き合いいただきありがとうございました。