アラフォー理系オヤジがマラソンにハマるとこうなる

運動音痴でガジェット好きのアラフォー理系オヤジランナーがランニングに関する日常を綴るブログ。2017年つくばマラソンで念願のサブ3.5を達成。今シーズンもうちょっとだけ上を目指す。

改めてトレーニング方法について学ぶ

久しぶりにラン本読みました。

 

「走り」の偏差値を上げる マラソン上達ノート

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これまで、走り方やストレッチ、筋トレの方法について書かれた本はいくつか読んできたけど、トレーニング方法についての本をちゃんと読むのは実は初めてかも。

 

Amazonでたまたま目について、概要説明を見たらなんとなく惹かれるものがあったので買ってみました。レビュー点数は高かったですが件数は少なめだったので、どのくらい認知度のある本なのかは分かりません。

 

著者は松本翔さん。

2005年に東大生として箱根駅伝に出場し話題になったので、知っている人も多いのでは。2015年の富士登山競走優勝されてますね。

 

本の内容は

  • マラソンに取り組む考え方
  • ポイント練習について
  • トレーニング計画の立て方
  • レースマネジメント
  • セルフケア

と、記録の更新を目指して練習に取り組むランナーが知っておくべき知識が体系的に分かりやすく解説されています。

中でも、各練習メニューでの具体的なペース設定や、トレーニングプランの立て方については、サブ4・サブ3.5・サブ3とレベル別に具体例が示されていて、ぼくにとってはとても参考にできる内容が多かったです。

サラッと1時間くらいで読めてしまうくらいのボリュームなので気軽に読める感じですが、1つ1つのことをそれほど深く掘り下げてはいないので、この手の本を数多く読んできている人には既知のことばかりで物足りないと感じるかも知れません。

 

この本の中で著者の松本さんが言われているのは、ムリに自分を追い込むトレーニングをこなしていくよりも、いかに質の高いトレーニングを維持するかが大事、と言うことでした。

松本さん自身、実業団時代にオーバートレーニングによる慢性疲労になった経験からこのような考えを大事にするようになったそうです。

間違った知識や、常識にとらわれすぎると、不必要に負荷をかけるだけの結果になってしまうので、そうならないための思考の切り替え方みたいなことが随所にあり、この辺りが何でも形どうりに・決めたとおりにやらなければいけないと考えてしまう性格の自分にはとても腹に落ちました。

 

大事なのは、色々な情報源から得られる情報をそのまま実行するだけではなく、自分にあった形にアレンジして取り入れて行くことなのかなと思いました。

「自分にあう」というのは、走力に応じてというのはもちろんですが、それ以外にもそのときどきの体調や忙しさ、性格、ライフスタイルなどなど、いろんな要素があると思います。

 

 

自分の今後の練習に活かせそうなポイントがいろいろみつかったので、これをもとに今後のトレーニング改善プランを考えました。

が、長くなりそうなので別のエントリーで書こうかと思います。

 

「走り」の偏差値を上げる マラソン上達ノート

「走り」の偏差値を上げる マラソン上達ノート

 

 

あ。

あと、的確に練習内容を取捨選択するにはやはりそれぞれの練習の意味や正しいやりかたを深く理解しておく必要はあるので、金さん本は読んでおかなければと思いました。

(まだ読んでなかったのかよ、と言われそう。)