何とか間に合ったか
古河はなももマラソン以降、一ヶ月近くお腹の張りに悩まされてきました。
朝起きると下っ腹がかキリキリ痛み、食事を少し取るだけでお腹がパンパンになり苦しい。便もあまり出ない。
当然走るのも苦しいし、腰回りが固まってペースも上がりません。
治療院の先生曰く、このお腹を収めない限りハムストリングや腰をいくら治療してもムダ、ということで、ここ一ヶ月何とかお腹の状態を回復することを最優先課題に設定。
考えられるあらゆることを試してみました。
食事はよく噛んで食べる、夜10時以降の飲食禁止、半身浴で発汗、温灸、湯たんぽでおなかを温める。
平行して医者に行って薬も処方してもらいました。
しかしこれでもほとんど改善が見られなかったので、レース2週前の週末に一日断食を敢行しました。
断食というと驚く人もいると思いますが、胃腸を完全休養させる方法として、ぼくはちょくちょく一日断食を行っています。ただ、レースが近いこのタイミングでやるのは筋力が低下してしまわないかちょっと心配ではありましたが。
しかしこれも不発。
いつもなら翌日はお腹がスッキリのはずが、今回はほとんど変わらず。これは相当根が深い様です。
そして、先週の土曜に再びいつもの治療院で診てもらいました。
これまでやって来たことを話したところ、さすがの先生もどうしたものかと唸っていましたが、最終手段として頭とお腹に鍼を打つことに。
頭は自律神経を整えるため。お腹は鍼に赤外線を当てて患部に直接熱を入れるのが狙いとのこと。
これまで脚や腰の鍼治療は何度かやって来ましたが、頭とお腹は初めてで、さすがに緊張しました。
頭はごく表層に打つだけなのでほとんど気になりませんでしたが、お腹の方は固まった腸の辺りに鍼が入ると何ともイヤな感触でした。
そして翌朝。いつもの下腹部の痛みはありません。食後の膨満感はまだ残っていましたが、更に翌日(これが今日)にはそれもかなり引いていました。
どうやら効果あったようです。
この状態でようやく脚の治療ができるので、レース前に一度マッサージを受けて本番を迎える予定です。
ギリギリだけど、何とか望みが出てきた!