アラフォー理系オヤジがマラソンにハマるとこうなる

運動音痴でガジェット好きのアラフォー理系オヤジランナーがランニングに関する日常を綴るブログ。2017年つくばマラソンで念願のサブ3.5を達成。今シーズンもうちょっとだけ上を目指す。

閾値ペースを知る

今シーズンから、スピード持久力強化のために閾値ペース走を取り入れています。

 

閾値ペース走とは、、

乳酸性作業閾値を超えないギリギリのペースで一定時間走ることを繰り返すことで、その閾値(=フルマラソンを走り切れる限界スピード)を高めるトレーニング。

という理解。

 

限界ペースが上がれば、それ以下のペースで走ったときの余裕度も増すわけで、直近の目標であるサブ3.5を達成するためには、インターバル走で最大出力を上げるよりも、閾値向上に重点を置いたほうがいいと考えたわけです。

 

閾値ペース走のキモは如何に閾値ギリギリのペースで走ることが出来るか。追い込むことが目的の練習ではないので、閾値ペースを超えて乳酸出まくりで頑張っても本来のトレーニング効果は得られません。

となると当然自分の正しい閾値ペースと心拍数を知る必要があります。

 

厳密な乳酸性作業閾値を計測するには、専門的な設備を備えた施設で測定をしなければなりませんが、簡易的に知る方法はいくつかあります。

もっともてっとり早いのが、みんな大好きダニエルズ先生の計算式で割り出す方法。ぼくのハーフマラソンのベストタイムを入力すると、


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閾値ペースは 4:20/kmと出ます。

 

これを信じて、4:20/kmを目安に練習を続けてきたのですが、どうもこれが速すぎるのではないかと。

最初の3キロくらいまでは快調なんですが、終盤になるとかなり息が上がってほぼ酸欠。手足が痺れてきて、これ完全に乳酸出ちゃってるだろうという感じです。

ダニエルズ先生によると、閾値ペース走の目安は「心地よいキツさ」とのこと。どのくらいのきつさが心地良いかはその人の変態度合いにも拠りますが、これはどう考えても心地よくはない。

 

ということで、次なる閾値計測の手段をトライすることにしました。我らがガミちゃん(GARMIN)です。

FoteAthlete 935には、乳酸閾値ペース計測の機能が搭載されています。ただしこれには別売りのベルト式心拍計が必要ということで、メルカリでプレミアムハートレートセンサー(HRM3-SS)をお安くゲット。これで計測ができるぜー。

 

そして昨日、待ちに待った測定を実施しました。

測定は、トレーニングメニューから「乳酸閾値テスト」を開始して、ガイダンスに従って段階的に心拍数を上げながら走るだけです。

アップ10分、ゾーン2で4分、ゾーン3で4分、ゾーン4で4分、という感じだったと思います。

そして出た結果がこちら!


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…え?!4:49!?

お、お言葉ですが、それはいくら何でも遅いのでは?

一応 4:30/km くらいでハーフは走れるし、そのくらいはあってもいいのでは。。。いや、そうですか。。。

 

いや、この日は何か調子悪かったんですよ。

最初のアップで7:00/km弱で既に心拍140超えちゃってたし、ゾーン2で6:00/km切れないし。

それにほら、


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何かこのラップ0メートルとか言ってるし!

きっと色々調子悪かったんだよ。きっと。。。

 

つーことで、往生際が悪いですが後日再計測とさせてください。