アラフォー理系オヤジがマラソンにハマるとこうなる

運動音痴でガジェット好きのアラフォー理系オヤジランナーがランニングに関する日常を綴るブログ。2017年つくばマラソンで念願のサブ3.5を達成。今シーズンもうちょっとだけ上を目指す。

横浜マラソンの救済措置

気持ちを切り替えたと言いながら、横浜マラソンネタ引っ張ります。

 

横浜マラソンの公式ホームページで、今回の出走する予定だったランナーへの対応が発表されました。

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内容は以下の5点。

 

1. 出走記念タオルについて

フィニッシュ後に渡される予定だった記念タオルは、エントリーした人全員に後日郵送で配布。

 

2. 計測タグについて

タオルに同封される返信用封筒で各自返送。

 

3. 「横浜マラソン 2018」大会への出走について

今回エントリーしたランナーには、次回大会で優先的に出走権を付与(希望制・有料
詳細は2018年1月の横浜マラソン2018組織委員会にて決定。

 

4. 完走記念メダルについて

今回の完走メダルは、次回大会に出走すれば、完走後「横浜マラソン 2018」の完走メダルと一緒に渡される(!!)

 

5. 参加料について

今回の大会中止に伴う参加料の返金はなし。(はい。承知してます。)

 

大きかったのは何と言っても次回優先出走権です。

せめて次回もう一度走るチャンスが欲しいというのが正直な気持ちである一方、今年のエントリーランナーが必ず次回走れるとなると、今年外れた人たちは来年ノーチャンスになってしまうわけで、実際には難しいかなと思っていました。

それだけにこれはうれしかったです。

ただ、気になるのが「希望制・有料」というくだり。有料というのは果たしてエントリー費は通常通りかかりますよという意味なのか、優先権をもらうために別途料金が必要になるのか。これは続報を待ちたいところです。(後者だとまた荒れるんだろうな。)

 

それと、完走メダルは次回2つまとめてと言うのは正直驚きました。

これは優先出走権との合わせ技でこその方法ですね。

完走メダルも、捨てるくらいなら全員に配布しろという意見も見ましたが、メダルはやっぱり完走してもらいたいもの。

「来年まで大切に大切に保管させていただきます」というのは、ちょっと心に響きました。(うまいこと口車に乗せられてる?)

 

 

最後に。

 

今回の横浜マラソン中止騒動については、色々な人が色々な思いを持っていて、それは人それぞれ違って当然だと思います。

ぼくに関して言うと、今回の大会中止という判断には一切不満を持っていません。

走れなかったことは残念で仕方がない(中止決定の記載を見た瞬間にベッドに飛び込みました(笑))ですが、この規模の大会で何か事故があっては万が一ではすみません。

自分が主催者だったらと考えたら、あの状況で大会を決行する判断なんて恐ろしくてとてもできません。(中止の判断も同じくらい恐ろしいことだったと思いますが)

 

憎むべき対象はただ一つ。あのバカ台風だけ。

 

だた、ぼくがこう思えるのも都内に住んでいて、旅費や移動時間などの負担をほとんど負わずに済む、かなり恵まれた状況だからというのはあると思います。

地方やまして海外からこの大会のためにやってきた人たちからしたら、台風が直撃する進路でもないんだからできただろう、中止にするならもっと早く決定しろ、といった気持ちになるのも仕方がないのかも知れません。

 

これを機に、高額な参加費やコース非公認の話が蒸し返されたり、運営組織の姿勢自体を批判する声もあります。

それも一理あるのかも知れません。(ぼくは賛成しませんが)

 

でも、ぼくは昨年横浜マラソンを走った時の感動を忘れることができません。

山下公園からゴールまで続く大歓声は東京マラソンでも味わえないものでした。ボランティの皆さんも笑顔で大きな声をかけてくれました。

横浜マラソンは本当に素晴らしい大会でした。

 

なので、来年も(多分)横浜マラソンを走れることを素直に喜びたいと思います。