【速報】かすみがうらマラソン 完走するも不完全燃焼
かすみがうらマラソン完全攻略!という見出しを予定していたんですがね。
去年のタイムを20分程上回って、かすマラベストは出ましたが、タイムも内容も満足できるものではありませんでした。
レースコンディションは悪くなかったのになあ。。
原因は練習不足というのは明らかなので、また来シーズンに向けて鍛え直しです。
今シーズンはこれでおしまい!
ふんだりけったり
昨日はかすみがうらの3週前ということで、多摩川河川敷の30キロ走に出かけました。
愛用していた六郷温泉が潰れてしまって以降、多摩川30キロ走の時は六郷土手駅がランステ代わり。
いつもの様に駅のトイレでウェアに着替えて荷物をバッグに突っ込んで、いざ出発!と駅構内のコインロッカーの前に立ったところで目が点になりました。
何と全てのロッカーに「使用中止」の張り紙が張られているではないですか!
どうやらロッカーの入れ替え工事のために今日から使用を中止しているとのこと。よりによって今日から。。。
実際に工事が入るのは2日後らしいので、数時間で荷物は出すので何とか使わせてもらえないかとダメ元で頼んでみたもののあっさり却下。まあそんな融通きくわけないわな。
どうすんのよこれ??
もう着替えちゃったしこんなでかい荷物持って走れないし。
半分パニックになってとりあえず改札を出る。
近くのスーパーやらコンビニやら入ってみるが、コインロッカーなんてあるわけがない。
と、ここでいつものスタート地点に公園管理事務所と、シャワー付きの更衣室があることを思い出した。利用したことがないけどひょっとしたらあそこにコインロッカーがあるかも知れない。
焦る気持ちを抑えながら管理事務所へ行き、中の職員の人に聞いてみる。
「更衣室はありますけど鍵の着いたロッカーはありません。棚はありますけど荷物を置いたままにはしないようにお願いしています。」
マジか。。。
またしてもダメ元で、管理事務所の隅にでも荷物を置かせもらえないか(もちろん貴重品は持って出るし、何か紛失しても一切文句は言わない)とお願いしてみるも、やはりダメ。
ですよねー。
完全に積んだ。。
すでに駅についてから短パンとTシャツに薄いウインドブレーカー1枚で1時間近く歩き回っていて、ここからロッカーやランステのありそうな駅に移動して仕切り直して走ろうという気力はもはやなし。
例の更衣室に盗難覚悟で荷物を置きざりにして走ることも考えましたが、「荷物の心配しながら3時間近く走って練習になるの?」という妻の一言で我に返り、仕方なく家に帰ることにしました。
家に帰ってもまだ10時過ぎ。一息ついてもどうにも気が収まらない。
この日は午後も特に予定もなく、妻も一日子供たちとダラダラ過ごすつもりだというので、昼食の後リベンジランに出かけさせてもらうことにしました。
さすがにもう一度電車に乗って出かける気力もないし、もう無駄な時間は使いたくないので、いつもの家の周りのコースを何周もして30キロにすることにしました。
ところが。
10キロも走らないうちに全く足が動かなくなり、おまけに右膝に違和感が出始めたので、完全にやる気を失って9キロで終了してしまいました。
近場で30キロというのは気合が入らないのか、午前中のドタバタで体が冷えて疲れてしまっていたのか、単に調子が悪かっただけなのか。
いずれにしても、散々な一日でした。
2018 古河はなももマラソン レースレポ ③
古河はなももマラソンレースレポ。
ちょっと間が空きましたが、最後にざっとにまとめて終わります。
古河ははももマラソンでの収穫
1つ目は、ギリギリながら2レース続けてサブ3.5という数字としての結果が出せたことです。
昨年のつくばで初めてサブ3.5を達成した後、次のレースまで3ヶ月以上間が空き、あの時のイメージもレース感もすっかりなくなってしまっていました。
不安だらけの状態で迎えたレースで3時間半を切れたことで、つくばはマグレじゃなかったんだと自分自身に示すことができた気がします。
2つ目は、初めてとも言える「攻め」のレースができたことです。
これまでのぼくのレース戦略は、それなりに可能性のありそうな目標タイムを設定して、それに対してイーブンペースかそれよりも少し遅いタイムで余裕をもって走り、終盤多少上げて目標をクリアするという、いわばガチガチの守りのレースでした。
まあそれは自分のスタイルだとは思っているのですが、たまには多少無理して突っ込んで粘る様なレースもしてみたかった。
明確に目標タイムを決めずに走ることにしたこのレースは、逆にいつもと違うレースをしてみるチャンスだと思って、あえて早めのペースで入るという選択をしました。
じわじわと失速してしまってはしたものの、苦しみながら終盤粘るレース展開を経験できたことは、大きな収穫だったと言えると思います。
最後は次のレースに向けた目処が立ったこと。
次走は4月のかすみがうらですが、残り1ヶ月の間でコンディションを整えつつもう少しだけでも上乗せができれば、そこそこ勝負できるのではないかという気持ちを持っています。
具体的な目標は最後に書きますが、下がり気味だったモチベーションが結構上がってきてくれました。
その他、小ネタをいくつか備忘録代わりに。
往路の電車
レポにも書いたとおり、往路の電車は東京駅始発の上野東京ラインに乗って、難なく座っていくことが出来ました。
東海道線直通の快速ラビットだと座席が確保できるのは横浜駅が限界の様なので、川崎より先の駅から乗る人は、東京駅始発の上野東京ラインを狙うというのはありだと思いますよ。
ちなみに今回ぼくが乗ったのは6:51分東京駅発の電車です(8:01古河着)。現地であまり時間がなかったことを考えると、一本前の6:30発でもよかったかな。
ズームフライ多っ!
ズームフライ履いている人多いですねー。
レース中しばらくズームフライを履いた人の後ろについて走る区間があったんですが、フォアフット気味でいいリズムで走ってました。
この前知り合いに試し履きさせてもらったらものすごくいい感じだったので、近いうちに買いそうな気がしています。
終盤両手の感覚がなくなったのはなぜ?
レース終盤、気温はそこそこ上がっているはずなのに上半身がやけに寒く、両腕が痺れて感覚がなくなってしまいました。
これって何だったんでしょうか?軽い脱水症状かな??
初めての経験だったんでうが、心当たりのある人いたら教えて下さい。
かすみがうらへの意気込み
4/15のかすみがうらマラソンが今シーズン最後のフルマラソンになります。
はなももの後半戦あたりでは「もうかすみがうらなんて走りたくないわー」と思っていましたが、今は早く走りたくて仕方ありません。
今までかすみがうらで味わってきた数々の苦しい思いでもすっかり忘れてしまっています。
はなももではゆるふわなレースプランで煮え切らない感じで走りましたが、かすみがうらはしっかり目標立てて行きます。
自己ベスト更新!そして3時間25分切り!
すなわち設定ペースは今回完遂できなかった 4:50/Km。このペースで最後まで走りきります!
4:50/Kmを絶対防衛ラインとする KASUMARA 作戦を(略
あ、でもシューズはゆるふわなエピックリアクトで行くつもりです。
おわり。
2018 古河はなももマラソン レースレポ ②
10:00にフルマラソンの部が号砲。
のはずだけど号砲は聞こえなかった。
微妙な拍手と共に前に進み始めたので、「あ、鳴ったの?」って感じで気の抜けたスタートでした。
スタート 〜 10Km
Fブロックでスタートロスは1分半程。前が詰まるほどの渋滞はないものの、2キロ過ぎるくらいまでは思うようなペースで走れず。
設定ペースは走り始めて体の状態を見て決めるつもりでいましたが、何だか予想以上に脚が軽い。
無謀かも知れないけど、今日はもう4:50ペースで押して行こうと腹を決めました。途中で力尽きたらその時だ。
ということで、序盤は4:45〜4:50/kmのラップで推移。このペースでも体的にムリは感じず軽快に足を進めることが出来ました。
〜 10km ラップ
4:58 - 4:52 - 4:45 - 4:51 - 4:45
4:49 - 4:51 - 4:45 - 4:45 - 4:47
〜 20Km
10キロを過ぎたあたりから懸念していた左脚の痺れが。足首から脛、太腿、お尻にかけて。くそっ、まだ10キロだぞ。
この手の痛みは直ぐに走れなくなったりペースに影響を与えるものではないですが、ゆっくり確実に広がって行きます。
この鈍痛が伝搬して両脚を止めるのが早いか、ゴールに滑り込むのが早いか。
徐々に脚の動きが鈍っていくのを感じながらも、何とかほぼ4:50ペースをキープして20キロを通過。
11km 〜 20km ラップ
4:49 - 4:46 - 4:47 - 4:51 - 4:46
4:52 - 4:52 - 4:51 - 4:52 - 4:51
〜 30Km
22キロ地点手前の折り返しにあるトイレ。
忘れもしない去年、腹痛に耐えきれずに飛び込んだあのトイレだ。トイレを出て少し走った後やっぱりどうにもならなくなって、23キロ手前の救護所まで歩いてレースを終えたのでした。
救護所でストーブに当たりながら、苦しそうな表情で次々と駆け抜けていくランナー達を眺めて、いたたまれない気持ちになった事は今でもよく覚えています。
今年はその救護所も通過。まだ走ってる。しかもキロ5を切るペースで。
去年の自分は完全に超えた。あとはどこまで突き放せるかだ。
お尻と太腿の痺れはだいぶキツくなり、25キロを辺りからキロ5キープが厳しくなって来ました。
21km 〜 30km ラップ
4:53 - 4:51 - 4:54 - 4:51 - 4:58
5:01 - 4:58 - 5:07 - 5:00 - 4:59
〜 Finish
30キロ過ぎてあからさまに脚が動かなくなる。ほんと人間の体には30キロセンサーが付いてて、30キロ過ぎると何かの物質が出るようでもなってるんじゃないかと思う。
ここでふと冷静に自分の体の状態を観察してみた。
我慢できない程どこかが痛いわけじゃないし、心拍が限界に来ているわけでもない。とにかく脚が動かないし、とにかくダルい。
これはあれだ。「脳がだまされてる」ってやつだ。こういうときはあれしかない。
「つらいのは気のせい。つらいのは気のせい。。。」
しかし相変わらずぼくの脳はだまされ続けじわじわとペースが落ち始めた。ふと時計を見ると瞬間ペースは 5:15/Km 程度まで落ちてることも。
このままズルズルいってはダメだ。5:10/Km は死守だ!
この時なぜか、
5:10/Km を絶対防衛ラインとする KOGA 作戦をを開始する!!
という某映画のセリフが頭をよぎってしまったことはヒミツです。
35キロ過ぎの給水所でどうしてもストレッチをしたくなってジェル補給ついでに一度足を止めました。20秒くらい休んでしまったでしょうか。
再び走り始めようとするとまったく脚が動かない。時計を見るとペースは 5:30/Km。
ヤバい、終わったか。。。
ここでペースを落としてしまったら最後まで 5:30/Km でキープできるなんてことはまずありえず、5:45, 6:00 と落ちていくことは明らか。
慌ててちょうどいいペースの人を探して必死でくらいついた。しばらく我慢すると 5:10 くらいのペースで再び体が順応してくれました。今思うと、ここがこのレースの分岐点だったと思います。
その後2回ほど給水で足を止めてしまいましたが、「あー。あー。」と情けない声をともに息を吐きながらようやくゴールの競技場へ。
古河の陸上競技場トラックは非常に大きな作りで恐らく1000mくらいあったと思います(ウソ)。なげーよ、早く終わってくれよー、脳内で叫びながら、ほぼ足を引きずるようにしてフィニッシュ!
昨年DNFの雪辱を無事はらすことができました。
31km 〜 Finish
5:07 - 5:03 - 5:02 - 5:04 - 5:03
5:26 - 5:09 - 5:23 - 5:30 - 5:09
5:02 - 5:04 - 1:36 (330m)
Total タイム
3時間29分34秒(ネット)
3時間31分13秒(グロス)
実はこの日のガーミンのページ設定は「瞬間ペース/心拍数」の一画面のみにしていて、レース中トータルタイムは一切見ていなかった(見れない様にしていた)のでした。
後半失速してしまった悔しさと、あまり予想していなかった3時間半切りという結果に、ちょっと複雑な心境でレースを終えました。
次回、かんたんなまとめと次走かすみがうらに向けての目標を書いて終わります。
2018 古河はなももマラソン レースレポ ①
昨年に続いて古河はなももマラソンを走りました。
昨年は腹痛で無念のDNFしたこの大会。今年はPB更新でリベンジだ!と意気込んで行きたいところでしたが、脚の不調と練習不足で不安を抱えた状態での出走となりました。
朝は5時少し前に起床。
前日夕方まで引きずっていた左脚の痺れは8割方引いていました。よし、これならそこそこ走れそうだ。少し気持ちが軽くなりました。
レース前の朝食は、ご飯・味噌汁・納豆・梅干しが定番になっていましたが、今回は趣向を変えて冷凍の鍋焼きうどんに餅を入れたものを食べてみることにしました。
移動時間の長い大会だと朝食からスタートまで時間が空きすぎるので、より腹持ちのいい物をということで食べてみましたが、これはなかなかいい感じ。
6時過ぎに家を出て、6時半過ぎに東京駅に到着。
去年の古河はなももは、品川駅から上野東京ラインに乗ろうとしたら大失敗。
奇跡的に立っていた脇の人が東京で降りて席に座ることはできたのですが、窓の開かないグリーン車はキャパを超えた乗客で酸欠状態。本気で気分が悪くなってしまいました。
あの悪夢の様な経験を繰り返さないために、何とか座って古河まで行ける電車はないかとリサーチしたところ、あるじゃないですか。東京始発の上野東京ラインが。快速ではないので乗車時間はちょっと長いですが、それでも東京から1時間10分程度で古河に着くので全く問題なしです。
ということで今年は悠々とくつろいで現地まで行くことができました。
(次駅上野まで乗客がぼく一人だったグリーン車1階の様子)
去年ともう一つ変えてみたのは、下車駅を古河ではなくひとつ先の野木にしてみたことです。
去年は古河駅についてからバスに乗るまで移動時間と待ち時間合わせて40分近くかかってしまったのですが、野木駅からはほぼ待ち時間なしで乗れたという情報をキャッチしたのです。
が、この作戦はイマイチ。駅についたのがちょうどバスが出はらってしまったタイミングだった様でバス待ち行列発生。
結局バスに乗るまで30分弱かかってしまいました。(あと、野木駅狙いの人が去年より増えたのではないかと予想)
9時ちょい前くらいに会場古河市中央運動公園に到着。
準備を始める前にまずはトイレ。仮設トイレの男子専用(小)は行列なしですぐに済ませることができました。
メイン会場のある陸上競技場までは少し距離があるので、仮設トイレ付近の芝生にシートを敷いて準備。メイン会場からチバちゃん(千葉真子さん)の元気な声にちょっとテンションも上がります。
インストラクターによる準備運動の声も聞こえてきたので、指示通りに体操してみるも声だけだと微妙に何やってるのか分からず途中で断念。
着替え終わったらまた尿意が来ていたので再びトイレに寄って、荷物預けコーナーへ向かいます。
歩いていくと長い行列ができていました。何と荷物預けではなく、荷物を入れるビニール袋をもらうための列です。今年からゼッケンが事前送付になって当日のタイムロスが大幅に短縮されたのに、なぜビニール袋一枚ゼッケンと一緒に送ってくれなかったのかは残念で仕方ありません。
荷物を預け終わったところで 9:40。もうスタート地点へ向かいたいところがまたしても尿意が!レース前の緊張と、スタート前はまだ結構気温が低かったのでそのせいもあったのかも知れません。
まあすぐに済ませられるだろうと先ほどのトイレへ行ってみると何と行列ができてるではないですか!!
列に並んでいる間に最後のストレッチをしつつ、スタートブロックへ並んだのはスタート2分前の9:58。
昨年と同じくバタバタで二度目の古河はなももマラソンがスタートしました。
つづきます。